AIや自動化による影響をかなりミクロな視点でみると
自動化による影響を考えてみた
今日の世界ではIotやAIが発達して様々なものが自動化してきました。
AIや自動化の影響で仕事が奪われるなどと騒がれていますが、
とりあえず、その問題は傍に置いておくとします。
コミュニケーション能力への影響
先日、たまたま『すき屋』に立ち寄った際に高校生か大学生くらいの若者の団体が来店したのですが、その時の会話の内容でハッと思うことがありました。
一人が『ここ食券じゃないんだ? 注文緊張するわ笑』みたいなことを言っていいて冗談で言ったのかもしれませんが、マジか?と思いました。
確かに、最近の『松屋』やラーメン屋、その他飲食店は食券式が主流となり注文を取る際にも自動化が進んできています。
食券式にして自動化にすると回転率やミスの削減、従業員やアルバイトによる不正やレジのお金をすられるリスクとかも軽減するメリットもあります。
食券を買うことによって、注文の際のコミュニケーションがほぼゼロになります。
店員さんは食券をもらって終わり、お客さんは食券を渡して終わり。
皮肉なことに、そこのコミュニケーションが発生しない分、店員にもお客にもストレスが発生しなくなりましたが、お互いがその一瞬だけを切り取ると機械にになった気分です。
今後の展望はいかほどに・
自動化の波は今後も止まらないでしょう。
自動化の恩恵は計り知れないことは事実です。
しかし、自動化が進むにつれてリアルで対面しているのにコミュニケーションを取る機会がかなり希薄になっていくということが起こるのではないでしょうか?
自動化とは関係はないですが、既にスマホの登場によって実際に友達といるのにスマホばかり見てリアルの場でのコミュニケーションが希薄になり、虚構の世界でのコミュニケーションを楽しむ人が増えてるように思います。
それだけ気を許しあっている仲で良いことかもしれませんが・・
コロナの影響で実際にフィジカル的な欲求を満たせるコミュニケーションがどれだけ大事なことかをマジマジと見せつけられたはずです。
自動化によってコミュニケーションを取る機会が減り、人類は新しい人格を形成していくのではないでしょうか?
最後に・
今後、21世紀のITテクノロジーとバイオテクノロジーの双子の革命により新たなる『人種』が誕生する可能性は大いにあります。
その時に自分が何者であるか?というのを見失わないようにするには、リアルのようでリアルではない虚構を眺めて楽しむのも良いですが、もっとも今自分が感じている感覚その瞬間を大事にしてく必要があるのではないでしょうか?
ありがとうございました。